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言い訳ではなく、現実をみる。

 年度末に向かうと、様々な締めの仕事が増えます。

 今年度はいつも以上にピリピリ感が強いです。

 なんかね、ミスがあると、そのミスの質や内容にかかわらず、大騒ぎをしたい方々が世の中にはいるんです。

 どこぞの総理大臣も、野次の中に根拠のない糾弾対象として「日教組」という言葉を何回もいれました。
 「日教組」は糾弾されるべき団体でも何でもなかったのにも関わらずです。

 そしてその日教組を支えている大勢のまじめな教員たちが、この時期、本当に夜を徹して、書類を作り、確認をし、書類を完成させ、記録として残します。

 その記録として残す対象かどうかを十分に判断せずに、さらに記載間違いを、認め謝罪し訂正してもなお、鬼の首を取ったかのように騒ぎ立てたい方が、確かにいるんです。

 その方たちの常套句のひとつに「訴える準備はしている」があります。
 心の中では、「訴えてみろよ。笑い者になるのはそっちだぞ。」と唱えていますが、もちろん、そんなことは言えません。

 また、「傷ついた子供の心をどうしてくれるんだ。」も最近の流行り。
 これは教育側の不手際でなく、ルール違反に対する注意に対しての保護者のクレーム。
 でも、その子供の間違いを叱ったり、指導したりしたことでその子が傷つくのは、いわば自分の行動の当然の代償として受け止めるべきだし、その子以外の子供たちも、当然それを持って学ぶし、何より、誰かは許され誰かは許されないといった不公平感を持つことがなくなります。

 でも、その子の親たちは、自分の子供のみで考える。

 そして、教育現場は付け込まれるところがないようにするために、残す記録にはものすごい注意を払うこととなるわけです。

 川崎の中学1年生が、とても痛ましいことになりました。
 本当に胸が痛みます。

 でも、今不登校や心の不安定な子供たちの多くの原因は家庭にあります。
 学校や児童相談所では、来た子どもたちには対応し、相談にのり、助けるための手立てを講じることができます。
 でも、来ない子供はどうでしょう。
 家庭訪問を行います、何度も。
 親が、友人のところに行っているので心配ないと言えば、それ以上の踏み込みができません。
 助けたくともできないことは、確かにあるのです。

 今朝、たまたま朝のワイドショー的なものを見ましたが、そこでの識者たちの言葉は、先生たちに滅私して仁として子供にあたりなさい、学校という現場ができなかったことを振り返りなさいと責めの言葉を口にします。

 してますよ。先生たちは、月100時間近くの残業時間を教室外の仕事に使っています。
 登校しない生徒がいれば、電話連絡はもとより、家庭訪問をし、動かない家出少年の親に捜索願を出させ、ここに泊っているようだという情報を聞けば、その場に行き2時間でもその子の帰宅を待ったり、しています。
 労働基準法を全然守れていない先生たちがたくさんいて、その多くが、ものすごく真摯に、子供たちに向かい合っている事実があるんです。

 責めの言葉は誰に向けられるのでしょう。
 責めの言葉は、何かを変えられるのでしょうか。

 2月から3月、多くの記録書類を作りながら、自分たちの仕事の意味や、意義を考えずにはいられません。

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secret

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No title

こんにちは。
お疲れ様です。

私も教育現場で仕事をするようになって初めて現場の先生方の大変さがわかりました。
これまではいろいろ不満をぶつけていた立場でしたが、その裏側を見るととにかく仕事(書類書き)が多すぎる!会議が多すぎる!

実は数年前、保護者と管理職との間で裁判沙汰になった問題がありました。
どう見ても向こうの言いがかりだったのですが、裁判に必要な聞き取りや書類の作成、打ち合わせなどに多大な時間を要していました。
結果は勝訴したのですが、当事者ではないにしても気持ちはすっきりしませんでした。

> でも、その子の親たちは、自分の子供のみで考える。
まさにそうですね。
ガードしすぎて子どもの心の成長を遅らせているように思えます。

放課後、事務室で保護者にケンカの報告をしている教師を見ていると、そこまでしなくてはいけないのかと呆れてしまいます。
「でも、あとで報告しなかったと苦情が来ることを考えれば、なんてことないです」とその先生は言ってました。

これから年度替りしてからも忙しいとは思いますが、お身体大事にしてください。

No title

蜩 様

 コメントありがとうございます。

 本当にあきれるほどの書類仕事です。
 成績をつけるのもひと苦労です。

 子供のためにとは、良く言われますが、子供のために何をすべきかがあまり論議されないままに、大人たちは、責任の所在探しと、互いのあらさがしになってしまって、子供のための何かが出来ていないようなジレンマがあります。

 先日会った高校生から、「先生は公平で、自分たちがわかるようにと話してくれたよね。今になると、それがすごくありがたくて懐かしい。」と言われました。
 最高のほめ言葉だった気がします。

 倒れない程度に頑張ります。

 

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