「僕たちの戦争」 見ました。
このところ忙しくて、本もTVも全然見れなくて、「マイボス・マイヒーロー」最終回なんて、まだビデオの中です。

でも、昨日はオンエアをリアルタイムで
森山 未來 さん、すごく表現力が伸びて、
いい俳優さんですね。かつて、高校生の役を演じていた頃は
ピュアでやわらかなイメージが強かったのですが、ここに来て
骨太感がでて、これからが楽しみです。 作品も良かったと思います。
「明日の記憶」の作者、
荻原 浩 さんの原作。
あえて言わせていただけば、
同じ顔の人間のタイムスリップや特攻隊との入れ替わりは、ここ数年様々な所でみます。
記憶に新しいのは、ずーーっと舞台でやっていた作品を映画化・TV化した
「ウインズ・オブ・ゴッド」です。
売れないお笑いの二人組みが自転車の事故のショックでタイムスリップ、特攻隊の兵士と入れ替わります。俳優の
今井 雅之 さん(好きなんです、この人も

)の作品でした。
ビデオで見れます。
(どんな話? そういえばあったねと思ったら続きを読んで。)

出演者: 今井雅之 菊池孝典 新井つねひろ 大森嘉之
井田國彦(井田弘樹、井田州彦) 志村東吾
小川範子 秋山見学者 藤田朋子 別所哲也 山口粧太
監督: 奈良橋陽子
こちらも良い作品でした。
ただ、もともとが舞台なので、二つの対比ではなく、
あの時代に飛ばされた二人を描いていく作品で、狂気に翻弄され、自分がおかれた時代の中でどう生きるかを、その選択を行っていく様を、お笑いの二人というスパイスを持って描かれていました。
だから「僕たちの戦争」の設定は、ちょっとねと、同じじゃんと思いました。
でも、
構成は面白いし、説得力がありました。
過去からの青年、石庭吾一。
彼の「こんな日本にするために、先輩たちは英霊となったのか!!」という
心の叫び。あの時代に行ってしまっただろう
健太に対する誠実な思い。平和に見える時代で健太として生きることは、吾一としての
自分を消すことです。その切なさもよく描かれていたと思います。
現代の青年、尾島健太。
あの時代だと知った時に、「後10ヶ月生きていればいいんだ。10ヶ月逃げられれば死なずにすむ。」とつぶやく・・・。歴史や
来るべき未来が分かってしまう恐怖が、現代青年らしい視点で描かれていて、「マジかよ。」という声に、あぁ言いそうだよね、今の子はと思いながら見てました。でも、先に特攻へ選ばれそうな友人を見て悔しいと思う
健太の視点が、そのまま、死ぬことを受け入れてしまう時代観を、戦時中の狂気を表現していて、演技も、脚本も演出も思い入れが伝わってくるようで、良かったです。
実は、通勤のとき緑山スタジオの横を通ります。
だから、
船のセット見てました。
去年はいきなり原爆ドームが出現したので驚きましたが、後であの中で
松 たか子 さんたちが逃げ惑ってたんだと感慨深くTVを見てしまいました。
今年は、グラウンドにいきなり船!! それも半端でなく大きい船。
あれって映画? なんて思っていたら、この作品でした。
CGってすごい! ちょっと前の特撮と比べると隔世の感です。(いや、アナログな特撮も、実は好きです。)
そうかぁ、あれに乗って出陣したのね、と今更ながら思います。
前に書いた読書感想文。
たいていの
中学生が、戦争ものに関しては
「平和な時代に生まれて良かった。」
「あんな時代に生きたなんてかわいそう。」
「自分だったら逃げます。」
「絶対、人を殺すことに反対していたと思います。」
なんて書いてくる。 (ちょっとムカッとします。)
でも、
時代は重い。個人の思いなんて簡単につぶされ、その中で生きることと死ぬことを考えなければならなかった人々を、そんな風に
簡単に言って欲しくない 、と自分は思います。
この作品は、本もTVも若い人にこそ、見て、考えてもらいたいと思う作品でした。
ところで、
上野 樹里 さん。
今風の女の子をやっていましたが、映画
「出口のない海」 にも出ています。
回天物ニ連発!!
実は、映画のほうでもけっこう出てる作品があって、この秋封切られる4作品に出ています。(はずです。)
そんなに忙しくして大丈夫?
存在感のある女優になっていきそうだから、丁寧に育って欲しいとおばさんは思うのですよ。
あぁ、映画館で映画見たいな・・・。 (ため息・・・

)
テーマ:僕たちの戦争 - ジャンル:テレビ・ラジオ