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date :2008年01月20日

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人の歴史の記録場所

 先週は、忙しい週でした。

 本職で面倒見ている相手が、大きく変動する時期なので、当方の仕事内容もそれにあわせて不規則になります。
 ちょこちょこと出張も増えます。
 出張そのものは書類を届けるだけの簡単な内容なんですが、普段行きなれていないところへ行きます。

 で、御約束。
 はい、道に迷いました。

 迷ったのは、出張先から帰る道です。
 もう2年使っていないルートを使って帰ろうとしたのがまちがいだったかもしれません。
 曲がる交差点をひとつ、本当に一つ、間違えました。

 そうしたら、方向的にこっちだよなと思う方へ車を進めるのですが、どんどん住宅街に入っていって、明らかに自分は違う方向へ進んでいる!と思わざるを得ない状況になりました。

 迷って通った住宅街は整地され作られたところではなく、広い相模原の大地の上にちょっと昔からありますといったような平屋建てや2階建ての家が、それぞれの顔をして建っているところ。道も区画整理とは程遠い状態ですし、平野や大地から見る空は高いなぁなんて思えるところ。
 まあ、日本国内、少なくとも他国へ行くことはないからいいかと気楽に車を走らせてちょっとしたドライブです。

 大きな道が見えたところで、コンビニにイン。
 地図を調べます。

 そうなんです。自分の車にはナビはありません。
 で、自分はナビのありがたさも知っているけど、地図がすきなんです。

 電柱の番地を確認して、地図で場所を探します。
 あれれ、こんな方にきてしまったんだ。このまま行ったら出発点さえ越して遥か彼方へいけそうです。
 軌道修正。
 大きな道をどちらへ進むといいのか、どこで曲がればいいのか、確認します。

 初めての道を通ります。
 ちょっとわくわく。

 大きな建物があります。
 学校かな? 体育館のような建物から明かりが漏れています。
 中小企業の建物が並んでいます。ちょっとこぎれいな町工場って感じ。
 あら、こんなところに安売りで有名な大きなスーパーが。
 へー、ふーん。
 自分の知らない町で生きている人たちが歩いている。
 その姿はこの土地の体温を感じさせてくれます。

 この交差点で曲がる。
 いきなり開ける違う風景。
 道は駅に続く道。
 店も多くなり、建物も高くなっていきます。

 あら、ここにこんな大学がある。移転したって聞いていたけど、ここなんだ。
 そそられる店構えの中華やさんがある!! ラーメン美味しそうだなぁ。
 きらびやかなネオンと、夕方の人の波は、町の鼓動のようです。

 やがて出てくる標識で、この道が確かに自分の住んでいる町へ繋がっていることを確認します。
 意外と近い。
 10㌔しか離れていません。
 でも、特別な街ではないから今まで地図の中の文字でしか知らなかった道、街。
 迷ったことでちょっと得した気分になりました。

 自分は地図が好きなんです。
 旅をすることが好きなわけではないのですが、地図を見ていると点と点が線が結ばれていく様子が見えるようで、わくわくします。
 中学時代のお気に入りは父からもらった世界歴史地図でした。
 自分が学校でエジプトやローマの時代を習っている時に、世界のほかの土地ではどんな国があってどんな人が暮らしていたのか。
 1ページめくることに変わる国境線や国の色。もう、小説よりもワクワクしたものでした。もっとも、なのに社会は、特に地理はすごい苦手だったという事実が悲しいですけどね。

 江戸時代の地図なんてのも好きで、意味もなく買ってしまったりします。
 夫は江戸っ子。下町の出身なので、一緒に覗き込んで、あそこに誰の屋敷があったんだとか、今の海岸線はこの時代はこうだったのかとか、ああでもないこうでもないと結構楽しめます。

 地図は人の歴史の跡なのだとつくづく思います。
 ちょっと前の地図を見ると、今ではもうない地名が載っていたりします。
 もうない道があったり、新しい道は建設中でつながっていなかったり。
 地図は切ない人の思いまでも記録し、残しているような気がします。
 学校図書館では、よく発行年数が古いからという理由で昔の地図を捨ててしまい新しいものを購入するんですが、自分は捨てない。そこにその町があった記録を、今はない国名を記してある地図は、その時代を生きた人たちにとって事実だし、簡単に捨ててしまってよいものだとはどうしても思えないので。おかげで、勤めている学校図書館では、毎年地図だけでも5冊ぐらいずつ増えています。(笑

 迷って1時間のドライブは、知っている道に出たところで終了。
 無事に帰宅できました。
 すごく楽しい1時間でした。

 たまには、路地を一本入ってみての小さなたびもいいなぁと、のんびり思えた1時間でした。

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